気持ち良さそうにダンスするあの子と飛行機雲

気持ち良さそうにダンスするあの子と飛行機雲

梅雨も終わり、今日蝉が鳴いているのを聞いて、少年は「今年も夏になったなぁ。」と思った。
あと10日ほどで夏休みという休みの日の午前中、少年は縁側で入道雲を見ながらアイスを舐めていた。
頭上では風鈴がときどき鳴っていた。
朝から日が強く、太陽が少年の座った足を焦がしていた。
少年は元気に半ズボン姿だった。
汗が頬を伝って流れ、アイスクリームも溶けてきた。
少年は、近所の屋外プールのオープンを楽しみにしていた。

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★★