雨雲と山と蜃気楼

雨雲と山と蜃気楼

石田衣良という小説家に魅せられたのは、愛ちゃんの紹介で。
「愛がいない部屋」というサブジェクトの短編がぎっしり詰まった文庫本が彼女の部屋にあったから。
故郷の福島の母さんが読んでいて、それをお米や商品券と共に宅急便で送ってくれたという。
当時はそこまで文学界で知れていなかった石田衣良。
彼女はもともとエッセイやビジネス、マナー本などは買う。
逆に、所謂小説は読む気がしないそうで、この本を私にくれた。
愛ちゃんの母親は何を思いながら、愛がいない部屋を手に取ったのだろう。

●<サイト紹介>●

★★